パイロットクラブは、1921年アメリカ・ジョージア州で、働く女性40名による「友情と奉仕」をモットーにした地域に密着した奉仕団体として発足しました。
桜東京パイロットクラブは、1985年に日本で9番目のクラブとして誕生し、40年の歴史があり、高次脳機能障害をはじめ、脳関連障害に焦点をあて活動しています。
「幼稚園児に脳の大切さを伝える」ブレインマインダーズの紙芝居、施設に音楽の出前をする「歌のキャラバン」、認知症や受動喫煙など医学的テーマを掲げての講演会やシンポジウムなどを開催しております。より一層のご支援をお願いいたします。
パイロットインターナショナルはアメリカ・ジョージア州メイコンに本部を置くく国際な民間ボランティア団体です。
“パイロット”とは、荒く危険な水路で、船を安全に導く川船の船頭を「パイロット」と評した事に由来し、指導者、案内人の意味を持ち、「世界平和の水先案内人になろう」「常に人生の舵を誤らず、ゴールに向かって突き進む」といった意味を持ちます。
パイロットの精神が“友情と奉仕”そして“いつも真実の道を”モットーに、現在では6ヶ国、約400クラブ8000名を超える会員が「脳関連障害」殊に“外傷性脳障害”に活動の焦点を当てそれぞれの地域に密着した地道な活動を続けています。
また、これらの活動を通じ、リーダーシップを養い、職場や地域社会においてリーダーシップを発揮して、パイロットが係わる全ての物事を高めていくことに大きな目標を定めています。
日本での活動は、1951年(昭和26年)来日中のメリー・カーター(パイロットメンバー)の呼びかけで、第二次世界大戦後の女性リーダー達が中心となって東京パイロットクラブが設立されました。
初代会長には神近市子(衆議議員)を迎え、市川房江先生、ジャパンタイムスの白石つぎ氏、児童心理学者の波多野勤子氏、作家の平林たい子氏、評論家の村岡花子氏、津田塾大学学長の藤田たき氏らが集まり、物資の不足する時代に福祉を中心に活躍しました。
現在では、日本全国に31クラブの会員と8クラブのアンカー会員がパイロットインターナショナルの奉仕の焦点に合わせ、それぞれの地域に密着した奉仕活動を展開しています。